地獄の黙示録

Buttonwood : Apocalypse now? (The Economist)
金融危機に際して、どんな資産に投資すべきかというのが今回のテーマ。質への逃避ということで米国債に資金が流入しているものの、外国人投資家にとっては魅力が低い。ドル安だからだ。またインフレ対策よりも成長を優先していると見られるために、インフレヘッジとしてTIPSへの需要も高まっているが、利回りはすでにマイナスにまで落ち込んでいるのでこれまた魅力に乏しい。バートン・ビッグスの新著(ASIN:0470223073)では、住んでいる場所から遠くないところに農園でも買っておくというのが究極の資産防衛法とされているようだが、土地さえ政府により没収されるリスクはある。宝石や金も同様だ。

ところで今週のThe Economistは木曜日なのに発行されている。一日早い。イースターのため?