CBSドキュメント20080228

  • Musharraf: Bhutto Knew Of Risks パキスタンムシャラフ大統領へのインタビュー。ブット女史暗殺後に行われたもの。大統領によるとブット女史にはテロの危険性を事前に通知しており、選挙が終わるまで亡命先のドバイから帰国しないように警告していたという。しかしそれにもかかわらず帰国を強行し、遊説先でも無防備な行動を取ってしまったので暗殺されても自業自得だと主張している。
  • The "Millennials" Are Coming 21世紀になって成人したミレミアム世代と若者をどのように企業は受け入れれば良いのか、試行錯誤しているとのレポート。子供のころから甘やかされて育っており、ほめられることに慣れている。アルバイトの経験がない子供も多いらしい。バイトなんてしていれば有名大学に合格できないそうだ。毎日会社に来るだけでほめてもらえると思っているそうだ。そして不満ならすぐに転職してしまう。そんな社員をどのように扱えばよいのか、企業でも悩みは大きい。部下を管理するよりもコーチし、飴と鞭ではなく、飴と飴で社員のモチベーションをアップさせるのが有効であるように見える。面白いのが、モチベーションアップのための製品やサービスを展示する見本市まで米国にはあるということだ。理想の仕事を求めて何回も転職することもいとわない。自分探しは日本だけではなく米国でも同じような気がした。
  • Reconstructing The Family Tree DNAで祖先を見つけるサービスが多数登場している。しかしこれらのサービスでも完全な祖先を見つけることはできない。Y染色体は父親から完全なかたちで受け継ぐし、ミトコンドリアDNAは母親から完全な形で継承するので、これらを分析して祖先を見つけ出すことを狙っているのだが、その中間の祖先を見つけることはできないという問題点がある。しかしこの手のサービスを提供している会社はそんなマイナス点を明らかにしていないところが多いという。