ガイアの夜明け「未知なる世界の食材を求めて」

新顔野菜が日本に大量に上陸しているという内容のレポート。ジャガイモやトマトなど現在の日本の食卓の主役となった野菜も、旧新顔野菜であった。つまり海外からやってきた野菜なのだ。新顔野菜の中にも将来、日本の食卓に欠かせない存在に変貌するものもあるかもしれない。
新顔野菜が多くなっている背景には、国内の農家やレストランの経営努力がありそうだ。新規に農業を始める場合、既存の品種ではベテラン農家に勝つのは難しいが、新顔野菜ならだれも栽培ノウハウを持っていないので新規参入組も勝てる可能性がある。この事情はレストラン側でも同じだ。他店との差別化する際には、よそにない食材を提供するのが効果的という訳である。
単に、海外から目新しい野菜を日本に持ってくるだけではなく、日本市場に安定的に供給できる体制を作り上げることや、おいしく食べることができる調理方法の提案なども必要で、なかなか難しいビジネスである。

紹介されていた新顔野菜:グラパラリーフ、アシュワガンダ