プロフェッショナル・仕事の流儀「命の神秘によりそって・助産師・神谷整子」

これも録画しておいたもの。夕食を取りながら妻と一緒に見る。かなり面白かった。妻は予想通り見ながら泣いている。
24時間いつ出産が始まるのか分からないので常に臨戦態勢である。激務だ。外出時はカルテなどの仕事道具をリュックに入れて担いでいくという。重さは8キロ(!)。これだけで体を壊しそうだ。病院ではなく自宅で出産する母親が多いそうなので仕事道具を手放せないようだ。
こんな激務の様子を見ると産婦人科医のなり手が少ないのも当然だろうと考えてしまう。そんな激務でありながら非常に前向きに仕事に取り組んでいるのは、自らの仕事に対するプライドなのだろうか。出産という非日常的でなおかつ極めてプライベートな出来事に立ち会えるのは、大きな喜びなのかもしれない。手でお腹を触っただけで10グラム単位で胎児の体重が分かるのはすごい。ただ本当の体重は測定不可能だから当たっているのかどうかは分からないのだが。。。月の満ち欠けが出産のタイミングに影響を与えるのは初耳だ。だいぶ前だが、WSJに台風前には出産が多くなるという記事が掲載されていた。(参考:http://d.hatena.ne.jp/ichiyu/20040920/p1)

助産師の仕事は出産だけではなく、生まれた後の母親のサポートも含まれている。ベテランに相談に乗ってもらえるのは新米の母親には大きな助けになることは容易に想像が付く。