20070131

  • 託児所を運営するBright Horizon Family Solutionsの紹介。同社株式はハイテク株のような値動きをしている。昨年の秋には業績の伸びが鈍化したことを受けて急落しているが、アナリストは強気姿勢を維持している。同社の売上の4割は企業向けの託児所運営受託サービスである。このビジネスでは企業から場所を提供してもらって託児所を設置し、社員から子供を預かることになる。社員からは代金を徴収するものの、損失が出た場合には企業から補填してもらえるという契約になっている。シスコやトヨタ自動車などが顧客となっている。この事業はリスクは少ないものの、利益率は低い。同社が注力しているのは、より収益性が高いもののリスクも大きい事業だ。単独の企業顧客から受託するのではなく、複数の企業から受託し、加えて個人客も受け入れるという方式だ。この場合は代金に上限が設定されないために収益性は高くなる。