20061125

米国ではBlack Fridayが始まった。すでに小売り株は市場平均を上回る上昇を見せており、好調なクリスマス商戦が期待されている。ガソリン価格の下落も可処分所得の増加を通じて売上には好影響を与えると見られるが、富裕層の増加が高級品の売り上げを押し上げるとも予想されている。好調な米国と比較して欧州では国によりまちまちだ。アイルランドや英国、スカンジナビアなどの景気が好調な国では消費の増加が期待できるが、ドイツやイタリアでは低迷が懸念されている。クリスマスにどの程度お金を使うのか、キリスト教の国の間でも大きな差がある。最も支出が多いのはアイルランドで、米国を上回る。オランダの3倍近い水準だ。アイルランドは大家族で子供が多いことが背景にある。人気のプレゼントは米国ではギフトカードだが、欧州でも人気を集めつつある。ネットショッピングが普及しつつあるのも欧州でも同じだ。 Black Fridayの次の月曜日であるCyber Mondayには高い売上が期待されている。

Global retailing | Let the shopping begin | Economist.com
(The Economist)(2006/11/24)(TMT)(697 words)(Rating:4)
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macy (10.52) merry (10.23) shoppers (9.57) consumer-spending (9.52) comscore (8.72) cyber (8.61)

中国では、海外からの圧力を受けて国内のカラオケから著作権料を徴収する動きが進んでいる。しかし問題なのが二つの政府機関が徴収を行うという計画を進めており対立していることだ。いずれの政府機関も徴収を行うことで収益を獲得する狙いがある。海外では民間の著作権管理団体がカラオケやクラブなどから著作権を徴収しているが、中国では珍しく政府が関与しようとしている。海外のレコード会社などもどちらの政府機関につけば良いのか様子見をしている。

China Cracks Down on Karaoke, A Song in Several Verses
(WSJ)(2006/11/24)(BRICs)(1,188 words)(Rating:4)
Readability: fog=14.86 flesch=45.57 kincaid=12.50
karaoke (24.35) parlors (17.09) royalties (15.13) leong (12.48) ifpi (10.78) fowler (10.17)

長い間、色白が好まれていた中国では、現在日焼けした肌が人気を集めつつある。ハイナン島の海岸ではかつては日焼けしないように完全防備した観光客が多かったが、現在は積極的に日焼けするようになっているし、都市部では日焼けサロンも勢力を増している。日焼けしているのは肉体労働を示していると考えられたが、今では、都市部のホワイトカラーにとっては日焼けは海水浴場や日焼けサロンに行くだけのお金を持っているというステータスとして考えられるようになりつつある。ただ日焼けの危険性に関しては中国人はあまり認識がないようで、食事が欧米化する中での日焼けブームは将来の皮膚癌患者を増加させると医師達は懸念している。

Going for the Bronze: Young Chinese Flock to Beaches, Salons to Get a Tan
(WSJ)(2006/11/24)(BRICs)(1,034 words)(Rating:4)
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tanning (25.98) hainan (19.22) sanya (17.35) mininurse (15.02) whiter (13.82) euromonitor (13.46)

中国でもガングロか。