人間ものがたり―石器時代から現代までのわたしたちの歴史

人間ものがたり―石器時代から現代までのわたしたちの歴史

人間ものがたり―石器時代から現代までのわたしたちの歴史

読了。後半のほうは科学史の色彩が強い。ユリウス・カエサルは登場しないのに藤田田が登場するというのがこの本の面白いところだ。
全般を通して、多少皮肉めいたところもあるが、あっさりした歴史書だと思う。そんなにあくは強くない。
世界史を履修していなかった高校生に、これを読ませて感想文を書かせて単位をあげるというのはどうか。気前よすぎるか。どこかの新聞のサイトで見たが、ある高校ではオーストラリアへの旅行をもって世界史を履修したということにしたらしい。もちろん教育委員会(文部科学省?)は認めなかったらしいが。