6月18日に放映していたものを見た。まだまだ見ていないのが溜まっている。
- 民主化に進み始めるサウジアラビア。男女差別が依然大きな問題になっている。急速な民主化を進めると体制崩壊・不安定化にもつながるため政府も改革スピードに関しては慎重に進めているようだ。
- 連続殺人鬼のワッツという男が釈放されるとの懸念が高まっているという話題。事情はよく分からなかったのだが、検察が司法取引で60年という刑期で容疑者と合意してしまったことが事の発端。州法改正により刑期が大幅に短縮されて釈放される可能性が高まってしまったらしい。WSJでも司法取引の問題はよく取り上げられているがこの事件も同じようなものか。組織犯罪の解明には末端の容疑者と司法取引を行って巨悪に迫るという手法は合理的かもしれないが、個人が行う殺人事件にまで適用するのは、立件するための捜査の手間を省く警察・検察の怠慢のような気がしないわけでもない。
- Badwater Ultramarathonという過酷なマラソンの紹介。217キロを走破するというとんでもないスポーツ。27時間以上かけて灼熱の中、ランナーたちは走り続ける。男女混合のレースだが女性ランナーのほうが成績がよいというのが面白い。ランナーたちのトレーニング風景も紹介されているが、一日に50キロ以上走るという人もいる。空腹になったら走りながら出前を取るという。「何分後にどこどこの場所で」って指定し、その場所まで走っていくのだ。
