ネットと文明

日経新聞で、ネットと文明という連載が行われている。今日取り上げられたテーマは、Wisdom of Crowdsだ。題名に反してこの連載自体はどうやらネットでは見ることができないようだ。
素人集団が今年のアカデミー賞の受賞者を正確に予想したというエピソードが掲載されている。参加者が必ずしも素人かどうかは分からないと思うのだが。。そもそもまったく予備知識を持たないものが多数集まっても正しい予想には結びつかないのではないか。
予測市場が存在して初めて民衆の予想力を生かすことができることを考えると、いかに予想市場に上場する銘柄(予想対象のイベント)を想像するかが大きな意味を持つだろう。テロ予測市場を検討した国防総省同時多発テロがなければたぶんこのようなアイデアを持つことはなかったのではないか。どんなイベントを予想するか、その銘柄自体のアイデアを民衆から広く集めるのが大事になるだろう。
この連載ではてなが登場するのではないかと考えている(楽しみにしている)のだが、まだ登場していない(はず)。