20050826

以下の記事を読んだ。
原油・天延ガスなどのエネルギー価格が上昇している中、今から投資家はどのような銘柄を買えばよいのか。すでにエネルギー関連株は上昇しているものの、アナリストは石油サービス会社や、天然ガス関連銘柄に対して強気姿勢を見せている。エクソンのような大型の石油株は評価水準が高いという欠点がある。直接、原油価格へのエクスポージャーをお望みの方には個人投資家でも購入できる石油契約(oil contracts)といった商品も用意されている。


・キャノンに対して悲観的な見方をするアナリストたちを紹介。同社は過去数年間毎年過去最高益を計上してきたが、製品価格の予想以上の下落により増益を続けるのが難しくなっているのではないかというのだ。製品価格の下落は同社に限ったことではないが、同社は製造コストの低下や在庫管理などにより今まではしのいできた。しかしこれも今後は機能しなくなるのではないかとの不安がある。今までの製品ラインナップだけでは成長は難しいために、同社は新たにSEDと呼ばれる技術を用いて薄型テレビ市場に参入する。しかし液晶テレビプラズマディスプレイの価格が急落している中、どの程度、業績に貢献するのかは不透明。ただ同社の業績への不安材料はあるものの、株価が急落するとは考えていないようだ。リコーやセイコーエプソンなどの競合企業と比較してもPERが割高ではないためだ。