以下の記事を読んだ。
・ハイテク業界では、残業代も支払わずに、長時間勤務させることがごく普通であった。しかしElectronic Arts(EA)はこの伝統を変える方向に動き始めた。一部社員には、オプションを提供しない代わりに残業代を支払うというのだ。株式相場の急騰が期待できず、オプションも会計制度の変更で割り当て数が減少すると予想される中、今まではあまり注目されていなかった、残業代の未払いがクローズアップされている。しかし残業代を支払うと起業家精神を損なうのではないかとの指摘もある。
(New York Times)(2005/03/09)(1,603 words)
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arts (12.91) overtime (12.81) neff (12.68) on-campus (11.01) electronic (10.65)
・AJAXと呼ばれるテクノロジーが注目を集めている。JavascriptやダイナミックHTML、マイクロソフトのXMLHTTPという技術を組み合わせて、より快適なwebアプリケーションを構築しようというものだ。それぞれの技術自体は新しいものではない。既にNetflixなどではサイト内で利用しているが、最近になって急に注目され始めたのは、AJAXという言葉が生み出されたことや、Googleが積極的に利用しているためである。AJAXの普及によって悪影響を受けるのは、パワフルなサーバーへの需要が減少するSun Microsystemsだろう。Microsoftも悪影響を受ける可能性はあるが、webベースでOfficeアプリケーションを実現するにはまだまだハードルは高いと見られる。
(WSJ)(2005/03/14)(934 words)
Readability: fog=12.90 flesch=55.29 kincaid=10.29
ajax (32.54) google (15.17) programmers (12.83) javascript (12.08) java (11.24)
・米国の新聞社の多くがwebサイトでニュースを無料で提供している。しかしNew York Times社をはじめ有料化を検討するところも出てきた。しかし慎重な検討が求められている。有料化により購読料は入ってくるものの、その分ユーザーが減少すると、広告料が減少することになるためだ。しかし広告だけに依存するのは危険との認識もあるようだ。全国紙では唯一有料化を行なっているのが、 WSJである。しかし同紙は金融新聞であることと、法人で契約している場合が多いために、他の新聞と比較するのは難しい。紙の新聞購読者が減少する中では、早いうちにサイトの有料化に踏み切らないと、先延ばしすると悪影響が大きくなると指摘する声もある。
(New York Times)(2005/03/14)(1,876 words)
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jaroslovsky (15.02) readers (14.08) atwood (13.82) print (12.99) borrell (12.74)
・インドの銀行株が上昇している。銀行セクターの指数は過去最高値をつけている。背景には、外資による買収期待がある。先日、インドの中央銀行が外資による国内銀行への出資比率に関する上限を明確にしたことが、買収期待を煽ることになった。地方の赤字銀行に関しては外資による買収を認める一方、利益が出ている銀行に対しては出資比率に上限を設けることが明らかになった。予想よりも遅い展開であるものの、将来は出資比率の上限が引き上げられ、外資による買収も認められるとの期待感が高まっている。既にインドの銀行の中には、外資系銀行との間で資本導入を進める検討を行なっているところもある。株価が急落した局面では、外資系銀行が株式を買いに動くとの見方もある。買収期待以外にも、法人や個人からの資金需要が高いことを受けて業績拡大期待も株価上昇の背景にある。まだインドの銀行のPBRは1.5倍程度と、アジア平均の2倍以上を下回っていることから、成長力を鑑みるとまだ上値余地はあるとアナリストは指摘している。
(WSJ)(2005/03/15)(Heard in Asia)(834 words)
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eacute (19.85) bombay (12.01) banks (11.64) rajasthan (11.19) sski (10.62)
・長年、AIGを率いてきたCEOのGreenberg氏が退任することになった。以前より同社は同氏の力量に大きく依存していると見られており、退任すると株価は急落すると恐れられていた。しかし実際に退任発表がなされてみると、1%程度の小幅な下落にとどまっている。結局、同社を取り巻いていた後継者問題が解決したということを市場は好感しているようだ。同社は販売している保険商品への捜査などを受けて昨年より株価は下落していた。同氏はAIGで長期間二桁成長を導いてきており、目標達成に対する厳しい社風を築き上げた立役者でもある。同社の株は下落しているものの、アナリストは強気にはなれないようだ。既にPER はかなり低くなっているものの、同業他社と比較してまだ高水準にある。大きな問題として、同社が世界中で様々な事業を展開していることから、実態が見えにくいという点がある。アナリストは同社は実態はヘッジファンドだと指摘している。今まではGreenberg氏への信頼で、企業実態が不透明であるという問題には目をつぶってきたが、今後はそういうわけにも行かないのだ。また当局の捜査で今後どのような問題が浮上してくるのかという不透明感も残っている。
(WSJ)(2005/03/15)(Heard on the Street)(1,074 words)
Readability: fog=13.27 flesch=50.64 kincaid=10.68
aig (25.28) aig's (25.27) greenberg (17.51) arricale (15.02) greenberg's (10.07)
AJAXがWSJで取り上げられていることに驚いた。たしかこの単語自体を私が知ったのは先月で、はてなブックマーク経由だった。この一件ではてなブックマークを大いに活用するようになった。
ディズニーやAIGの経営トップの交代を受けて、WSJも関連記事で目白押しだ。
ヒアリングに関してはどのように学習記録をつけていけばよいのか迷っている。同じ教材を繰り返し聞いているので、理解した内容を記述するのも変だし。とりあえず、現在はリーディングのみ記録をつけることにする。ただリーディングの記録にしても現状だと日本語の入力に時間がかかるのでなんかいい方法がないか。そもそも朝や昼に読んだ記事を夜帰宅してから思い出して入力しているので、英文に対する理解よりも記憶力のチェックになっているような気がする。
