iPod Shuffleを貸し出す図書館

以下の記事が興味深い。http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050307202.html

オーディオブックをiPod Shuffleに入れて貸し出すという。コピープロテクトの問題があるのでは(iPod Shuffleからデータを抜き出すことができそうな気がする)と感じるが、先進的な図書館だと思う。現在、オーディオブックは米国では普及しているようだが、CDで提供するとなると結構な枚数になるみたいだ。フラッシュメモリーの価格が下落してくると、iPod Shuffleにデータを入れて販売するという方法も現実的になってくるのかもしれない。プレーヤーに入れなくてもすぐに聞けるというメリットもある。空港などで販売すれば結構人気がでるかも。機中でオーディオブックを簡単に聞けるわけだから。降りた空港でマシンを返却すればいくらか返金してくれれば一層便利。
またレコード会社が自社レコードの販売促進として、ダイジェストをShuffleに入れて無料配布するという宣伝戦略も登場してくるかもしれない。音声付チラシみたいなものかな。チラシと違って捨てられにくいという利点もありそうだ。

空港でiPod Shuffleを貸し出すというアイデアを書いていたら、以下の記事を思い出した。

Selling Back 'The Da Vinci Code'
空港内で書店を経営しているParadies Shopsが変わったキャンペーンを打ち出した。空港の書店で書籍を購入して、その後一ヶ月以内であれば半額で買い戻すというものである。書籍の価格は高騰を続けており、売れ行きにも悪影響を与えている。特に空港内部の書店では割引はほとんどないために特に価格上昇が与える悪影響は大きい。このような懸念に対応してキャンペーンを始めた。買い取った書籍は買取価格で再度販売するという。
(WSJ)(2004/11/24)

既に書籍で同じようなことを実行しているのだから、オーディオブックでも既にやっていそうな気がしてきた。