20050124

CLIEで以下の記事を読んだ。
・ハイリスク・ハイリターンであったヘッジファンドが最近では穏健になりつつあるようだ。規制強化というよりも投資家層の移り変わりによるリスク許容度の低下が背景にある。
The Wild West Of Hedge Funds Becomes Tamer (Wall Street Journal)
・クレジットカードの不良債権問題は峠を越したものの、輸出セクターの業績悪化による新たな不良資産発生の懸念や、外資系との競争激化に直面する韓国の銀行業界。
Global Competition, Credit Risk Cloud Korean Banks' Prospects (Wall Street Journal)
・米国航空業界では70年代に規制緩和が行われてから厳しい競争に晒されている。現在の状況は異常だとして、航空会社の労働組合は規制を強化すべきとの主張を繰り広げている。
Coffee, Tea or Regulation? (New York Times)
・一時期はNASDAQから上場廃止を受けたAudibleに賭けた個人投資家は大金を手にすることができた。このように大金を稼ぐことができるのがペニーストックの魅力となっている。
Playing Penny-Stock Roulette (New York Times)
・厳しい手数料引き下げ圧力に晒される証券業界。
The Big Squeeze (Barron’s)
・韓国のLGはSamsungに習って世界的なブランドを確立させようと動いている。特に注力しているのが携帯電話である。世界シェア3位に入ることを目指している。
Korea's LG (Business Week)
Linuxは従来考えられていたように、Linus Torvaldsがハッカー達を率いて開発しているという図式は当てはまらなくなっている。同氏の役割は大幅に縮小しており、開発者の多くもIT企業にLinux開発のために雇われているのだ。
Linux Inc. (Business Week)

最後の記事は特に目新しいものはなかった。Business Weekというビジネス誌でこのような特集が組まれたこと自体が注目すべきことなのかもしれない。