受験生もドーピング?

大学入試試験(SAT)や大学院入試試験を受ける受験生の間で、処方薬を服用するケースが増加しているらしい。これらのテストが人生を決めるとのプレッシャーが高く、できることは何でもするという切羽詰った状況に追い込まれているためだ。今までの受験生はコカインやマリファナなどを飲んで集中力を高めることはあった。しかし現在人気があるのはADHD(注意欠陥/多動性障害)のための処方薬となっている。これを服用することにより自信があふれテストの結果もよくなったと証言する学生も多い。医者はテストのために処方箋を出すことはないが、様々なルートを使って入手しているようだ。必ずしも服用したすべての学生が好成績を収めているわけではない。薬を服用したためにあまりにもつまらないことに集中力が取られてしまい、逆に試験の成績は悪化したと話す学生もいる。
Pressed to Do Well On Admissions Tests, Students Take Drugs
(Wall Street Journal)(2004/11/08)