裏口上場を行う中国企業

中国企業の中に裏口上場という裏技を用いて米国市場に上場するケースが増加している。中国国内では1000社以上が上場の申請を行っており、そのうち1割程度しか上場が認可されない。その上審査に時間がかかるために米国市場に上場することを目指す企業が増加している。裏口上場を目指す中国企業は、中国国内の法律の面から、外国に企業を設立し、この企業に資産を移転させる。その上で、ブリテンボードなどに上場する米国企業と株式交換により合併を行い、実質的な上場を実現することになる。香港市場でも同様の上場はできるものの、米国市場のほうがコストが低い上、米国市場上場という事実が中国国内では大きなステータスになるという。