多くの人に嫌われているスパムメールであるが、中にはスパムが大好きという人もいる。記事で紹介されている人物は、毎日帰宅してスパムメールをチェックするのが楽しみだという。少ないとがっかりするのだとか。メールを眺めては多くの商品を実際に購入するというから、スパム業者にとってはありがたい顧客である。このような人物がいる限りスパムメールがなくなることはない。業者の統計では、アンケート回答者のうち、7%程度がスパムメールで宣伝された商品を購入したことがあるという。業者は実際はもっと高い数値になるとしている。というのも多くの回答者は自分がスパムで購入したことを恥ずかしくて認めたがらないためだと推測されている。この記事で紹介されている人物は、スパムで購入した商品を販売するためにサイトまで設立した。ノウハウもドメイン名もスパムで購入したとのこと。
For Orlando Soto, No Day Is Complete Without Some Spam
(WSJ)(2004/03/15)
