Lenovo Tablet A1購入

Lenovo IdeaPad Tablet A1 シリーズ 7.0型ワイドHD液晶 2GB カーボンブラック 2228-3CJ

Lenovo IdeaPad Tablet A1 シリーズ 7.0型ワイドHD液晶 2GB カーボンブラック 2228-3CJ

ハードウェアをアマゾンで予約するのは初めての経験だった。ソフトウェアと異なり、ハードを発売と同時に購入するのはいろいろトラブルがありそうで躊躇していたが、それを上回るだけの魅力があったのが、このTablet A1だった。発売日が延期になり、いつ入手できるのか気になる日々が続きようやく先週に入手できた。
7インチのタブレット端末を見るのも触るのも初めてだったが、予想以上に小さいので驚いた。その分厚みが目立ってしまうのも事実だ。
この機種を購入しようと思ったのは、自炊してできあがったPDFファイルを見るためだ。そこで最初のセットアップを終わってすぐにMicroSDカードを挿入してPDFファイルを開いてみることに。そこで少し躓いた。MicroSDカードスロットにカードを入れるのに少し手こずった。しかも挿入した後にマシンがフリーズしてしまったみたいでしばらく画面が消えたままになってしまった。スリープ解除ボタンを何度も押してようやく復帰することができた。
アンドロイド端末自体を触るのはほとんど初めてだったので、どのようにPDFファイルを開くのかよくわからなかったが、エクスプローラーみたいなソフトがインストールされていたので、そこからMicroSDカードを選択してファイル一覧を表示させて、無事選択することができた。単純にダブルクリックするとインストールしてある「PDF to Go」というソフトウェアでファイルを開こうとする。しかしこのソフトウェアは自炊ファイルには適さない。画質が悪すぎるためだ。そこでアンドロイドマーケットで、Adobe Readerを探してインストール。今度は画質は問題なく充分閲覧できるレベル。しかし右開き・左開きを選択できないし、前回読んでいたページを記憶してくれないという問題があった。無料なのであまり文句は言えないのだが。
今度は本命のi文庫 for Androidを購入してインストール。最初はTablet A1上でGoogle Checkoutの設定をしてクレジットカードを登録して購入するつもりだったが、そんな細かいことを入力するのはTablet A1のタッチパネルの感度からして難しいことが判明。どうしたものかと考えているうちに、パソコン上でアンドロイドマーケットから購入すればいいのではと思いついた。同じgoogle アカウントでログインしているので、どの端末を使っているのかGoogle側でも把握しており、購入したとたんにTablet A1側に転送されてインストールまでしてくれる。
レビュワーの評価が低いのが不思議なのだが、i文庫 for Androidの操作性は、iPadで使っているi文庫HDと同じようなものなので違和感なく使える。ページ送りがiPadほどスムーズではないがいらいらさせられるほどのものでもない。

そもそもこの機種を購入したのは、SDカードを外部記憶装置として使える点と、7インチという手頃なサイズという点につきる。この点においては不満はない。ただ16GBのモデルを買うまでもなく、2GBで充分だったのではないかという気がする。マシン上では内蔵メモリのうち、14GB分はInternal SD Cardとして認識されているようだ。

この機種の問題点ではないが、アンドロイド端末を使うと、iOSの良さがよくわかる。作りが雑な感じで、パソコンのOSのような印象だ。あと、ボタンが3つあるのがややこしい。本当に「戻る」ボタンなんて必要なのだろうか。