ネパールでの強権的なサイ保護政策

Rhinos in Nepal: On the horn of a dilemma | The Economist
ネパールでの野生サイの保護政策がすごい。ネパールでは内戦が終了したことで余った軍人を野生公園に配置し、サイの密猟者の取り締まりに乗り出した。しかも公園の園長には、準司法的な役割も与えられたので、長期間の拘留や取り調べ、さらには15年までの懲役までも可能となり(なんか遠山の金さんみたいだな)、単に自宅の庭でサイが死んでいたという人まで問答無用で長期間の拘留を受ける始末だ。たしかにこれだけ高圧的な保護策を導入したおかげで、ネパールでの野生のサイは2008年から25%も増加している。