キース・リチャーズに学ぶ経営学

Schumpeter : Sticking together (The Economist)
ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズの自伝からは、企業経営に生かせるアドバイスを得られるとの指摘。それはパートナーとの良好な関係をどうやって維持するかというアドバイスだ。企業経営では一匹狼の起業家が目立つものの、実際には二人のパートナーのもので成長してきた企業も多い。キース・リチャーズも音楽業界というひときわエゴや金が重視される商売で、相棒のミック・ジャガーとの関係をどのように長年維持してきたかを自伝で語っている。その秘密は、二人が共通のバックグラウンドを持っていることと、一人でやるよりも二人でやる方が良いものができるとの確信、最後に金だという。
最後の一文が皮肉が効いていて面白い。