The Dalai Lama in Taiwan : Splittists' reunion (The Economist)
夕食をとりながら読んだ記事。中国本土との関係改善を訴えて当選した馬総統の支持率が、台風への対応が後手後手に回った結果、大きく低下している。そんな時期にダライラマに台湾に訪問されることはさらなるトラブルを引き起こすことは避けられないと考えられていた。しかし中国の北京政府の対応は非常に抑制されたものとなっている。ダライラマの訪問に対しては一応批判はしているものの、改善しつつある台湾との関係を悪化させたくないという考えが読み取れる。ダライラマも自分が訪問することで中国と台湾の関係を悪化させないようにかなり配慮したようだ。ダライラマの訪問自体が馬総統の招待によるものではなく、野党の工作によるものであり、ビザ発給を余儀なくされたという背景も中国は考慮しているようだ。
