たのしいRuby

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

早速読む。先日、コメント欄でrubyには関数の宣言がないと教えていただいたが、perlにおけるuse strictみたいなものがあるのだろうと思っていた。しかし本書を見る限りでは本当に宣言をすることができないようだ。開発時に問題がないのか不思議であるが、多くのユーザーを抱える言語だけにこのような仕様になっていることにもそれなりの理由があるのだろう。

printがメソッドというのも少し違和感を感じる。メソッドと言うからにはオブジェクトに付属しているというイメージがあるが、単独でprintのみが呼び出されると、何のオブジェクトに付属しているのだろうって考えてしまう。print ("hello ruby")ではなく、"hello ruby".printだとするとコードは汚くなってしまうもののprintは文字列クラスのメソッドだと納得できるのだけれど。まあどちらにしても大した問題ではない。

社内にあるデータベースを閲覧するwebアプリケーションがあるが、perl cgiで開発しておりフレームワークもなにも利用していない故、非常にコードが汚くメンテナンスに支障が出ている。これをruby on railsで置き換えることはできないかと考えているが、なかなか難しそうだ。データベースごと新しく開発するのであればruby on railsは非常に強力だろうとは思うけど、既存DBを利用する場合にはどうなのか。しかも既存DBというのがMS SQLServerで列名が日本語だったりするし、主キーも文字列だし加えて連結主キーの場合もある。ruby on railsの思想とはかなり違う世界だ。