総合商社の存在価値
Japanese trading companies : Captive and content (The Economist)
今週のThe Economistではいくつか日本関連の記事が掲載されている。この記事に加えて麻生首相の支持率の低下の話題だ。この記事では総合商社が意外な存在価値を持っていると指摘している。単に口銭を取るだけと見られがちな商社だが、多くの企業に資金提供を行っており、一種の金融機関として機能しているという。信用危機のまっただ中である今だからこそ、商社金融は多くの企業にとって大きな魅力になっている。ただ商社自体は資金を金融市場から調達しており、現在の不安定な市場動向を考えると安心もしていられない。