同じような思想の持ち主が集まって住むようになってきた米国

Political segregation : The Big Sort (The Economist)
The Economistならではの記事。先日掲載されていた、変貌する米国の郊外と同じように米国社会に関する記事は他人の目から執筆されたもののほうが日本人にはよく理解できるような気がする。
日本よりも米国のほうが、人の移動が激しい。高学歴で高所得者ほど引越が多いようだ。どんな町に住むか、この判断は自分と同じような人が住んでいるかどうかが大きなポイントになる。そのため同じような思想の持ち主が固まって住むようになってきたという。同じような政治信条の人が一緒に住む方がいがみ合わなくてハッピーなのではないかとも思えるが、同質的な集団は過激化しやすいという問題もある。そうなると対立した場合には妥協が難しく、新たな政策を進めることが困難になるという問題も指摘されている。