赤ちゃんの性別を決める要因

Human reproduction : Sugar and spice... (The Economist)
なかなか興味深い記事。先進国ではしばらくのあいだ、女の子が生まれる比率が高いそうだ。その原因の一つとして若い女性の食生活の変化が考えられるという。ダイエットにより低カロリーの食事を取るようになったことが女の子を産みやすくしているらしい。男女どちらを産むのが有利なのか、母体のおかれた状況で変化と考えられる。女の子のほうが自分の遺伝子を後世に残すには手堅い。しかし男の子のほうがリスクは高いものの(配偶者を見つけることができない場合もある)、もし多くの配偶者を獲得できれば女の子よりも多くの遺伝子を後世に残すことが出来ると考えられる。母体の栄養状態から現在の状況を判断し赤ちゃんの性別を決めているのかもしれない。栄養状態が悪いとリスクが少ない女の子、栄養状態が良いとリスクを取って男の子ということになる。
妻に聞いたところたしかに他の女性よりは高カロリーの食事を取っているだろうなと話していた。生まれた赤ちゃんは男の子である。