地球ドラマチック「月を目指して・アポロ計画を支えた勇気」

録画したのを妻と一緒に見た。この前アポロ13を見たばかりなので非常に面白かった。アポロ計画は13号だけではなく最初からトラブルの連続だったことがよく分かる。
月を目指すには多くの資金や人材が必要だけに、国家による全面的なバックアップが欠かせない。当時のアメリカには共産主義に打ち勝つという目的があっただけに宇宙開発を推し進めることができたが、現在にはそんな空気はないようだ。スペースシャトルは打ち上げられているが、宇宙にゆくという熱意は冷めているような気がする。米国もイラク戦争を始めとして地上の世界の問題が山積しているだけに、そんな気分にもなれないのだろう。宇宙への熱意は、将来に対する希望のバロメーターなのかもしれないなと思った。