ソシエテ・ジェネラルのトレーダーの件

Société Générale : The rogue rebuttal (The Economist)
トレーダーが不正な取引を行い、多額の損失を計上したソシエテ・ジェネラルだが、なぜこんな事態になったのかは未だ不明だ。最初はこのトレーダーはコンピュータの知識が豊富で高度な方法で不正行為を隠蔽していたと会社は発表していたが、本人によると全然そんなことはないという。しかも2007年にはこのトレーダーは利益を稼いでいたらしく、その時には何も文句を言われなかったらしい。規則に反していても儲かっている限り問題視しないという雰囲気が問題の根底にありそうだ。

Tax Twist in the Trading Scandal (WSJ)では、2007年に稼いだ利益が課税対象になりそうだと伝えている。