米国のビジネス誌の苦境

Business Magazines' Issues: Ad Slump, Web, New Rival (WSJ)
米国を代表するビジネス誌といえば、Business Week、Fortune、Forbesだが、いずれも広告収入が落ち込んでいるようだ。webサイトに広告を奪われている。ビジネス誌の広告主は、金融や自動車業界が多いが、いずれも問題を抱えており広告を積極的に出すような状況ではないのも痛手だ。いずれもwebサイトを強化しているが、誌面における広告の落ち込みをカバーするには至っていない。Business WeekとFortuneは誌面のリニューアルを行って立て直しを進める構えだ。
英国なのでThe Economistに関しては言及はなかったが、The Economistの広告の状況はどうなのだろうか。誌面を見る限りではかなり広告は出ているようだ。読者層によるところが大きいと思うが、IMFやInternational Criminal Court(国際刑事裁判所)のような国際機関の求人広告が目立つ。