面白かった。レストランから集めた残り物の食材や、ホームレスという人材を活用して、ホームレス向けの食事を造り出すというDCセントラルキッチンという会社を紹介している。提供するのは食事だけではなく、ホームレスの職業訓練サービスでもある。
このレポートを見てマネジメントの重要性が改めてよく分かった。社会に埋もれている資源を組織化して、社会に有用なものを提供する。このことは社会起業家だけではなく、すべての企業に言えることだと思った。組織化されないと、残飯であり、ホームレスでしかない。資源そのものよりもマネジメントこそが重要なのだ。
余った食材を有効活用するというアイデアは、この前放送されていたガイアの夜明け(http://d.hatena.ne.jp/ichiyu/20070327/p4)でも紹介されていた。ひょっとしたらガイアの夜明けに登場した団体は、DCセントラルキッチンを参考にしたのかもしれない。
