心もからだも「冷え」が万病のもと

心もからだも「冷え」が万病のもと (集英社新書 378I)

心もからだも「冷え」が万病のもと (集英社新書 378I)

読み始める。医学は分からないが、書いてあることは納得できることばかりだ。男性の冷えのほうが大きな問題だという。冷えと言えば女性の問題という意識が強いので、男性には無縁との考えが広まっているが、そうではないという。メタボリック症候群も冷えが原因ではないかと述べており、すき焼きを冷蔵庫に入れておくと脂肪が白くなって固まる光景と対比させている。冷えた脂肪は固まってしまい、メタボリック症候群につながるということだ。
この本を読んで、シャワーだけで済まさずに、きちんと入浴しようと思った。40℃前後の温度がちょうど良く、10分以上は入っておきたい。そこで早速入浴してきた。風呂から出ても汗がだらだら出てくる。10年以上前に一人暮らしを始めてから、入浴はめっきり少なくなった。結婚前に住んでいたマンションでは10年以上住んでいたのに、入浴したのは数回程度だったと思う。あまりにも少ない。

体温は37℃程度あっても全然問題ないし、逆に好ましいという。その程度の体温のほうが酵素の働きが良くなるそうだ。

意外ではあるが、塩は体を温める食べ物らしい。寒い地域の食事に塩味が効いているのは、体を温める効果を実感していたからだという。