米国のCD販売において、ウォルマートなどのディスカウントストアのシェアが急速に高まっている。反対に音楽専門店は、タワーレコードの苦境に見られるように厳しい立場にある。その結果レコード会社はディスカウントストアという難しい販売ルートに気を遣わなくてはならなくなってきた。ディスカウントストアは売れ筋の少数のCDしか店頭には置かない。過去のバックカタログはビートルズといえども1種類や2種類ですませてしまう。また歌詞の内容に関しても注文が多い。問題となるような歌詞が含まれていると店頭には置かないところが多い。いくら評価の高いアーティストであっても同様だ。このような小売店における検閲ともいえる行動は、レコード会社がどんなアーティストと契約するのかという点にも影響を及ぼしている。オンライン販売が増えてきたとはいえ、今だCD販売はレコード会社の収入の多くを占める。
Can Music Survive Inside the Big Box?
(WSJ)(2007/04/27)(TMT)(1,218 words)(Rating:4)
Readability: fog=13.44 flesch=45.57 kincaid=11.68
big-box (14.34) naxos (13.95) chains (11.57) titles (11.48) wal-mart (11.43) brushed-steel (10.62)
(WSJ)(2007/04/27)(TMT)(1,218 words)(Rating:4)
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プライベート・エクイティファンドのKKRとゴールドマン・サックスは異例とも言える買収計画を発表した。JBLなどのブランドで有名なステレオメーカーのHarman International Industriesを買収する計画の中に、既存株主に買収に参加できる選択肢を設けたのだ。最近は、買収ファンドが安い価格で会社を買収し、その後多額で転売して大もうけをしているとの批判も多く、買収提案を行っても株主を同意させるのに苦労していた。そんな状況にふまえて打ち出したのが、新会社の株式への交換だ。新会社はHarman International Industriesを借金を利用して買収して成立する。もし新会社の株式との交換に応じれば、stub equityと呼ばれる証券を受け取る。これは取引所では売買できない。大手機関投資家が流動性が低い店頭市場でしか売買できないこのような証券を受け取るのかどうかは疑問だ。ただ買収ファンドにとっては、stub equityという新たな武器を利用してさらに大きな企業をも買収することも可能になる。
Unusual Buyout Offers a Piece To Shareholders
(WSJ)(2007/04/27)(Finance)(1,431 words)(Rating:5)
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private-equity (21.53) harman (21.01) harman's (18.47) stub (17.55) buyout (14.06) hosking (9.92)
(WSJ)(2007/04/27)(Finance)(1,431 words)(Rating:5)
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