ウォーレン・バフェットも投資しているのが、中国の石油会社であるPetroChinaだ。同社の時価総額は世界の石油会社の中でも第4位に入る。しかし同社の将来を不安視する声も出てきた。石油業界全般に言えることだが、原油価格が下落する中、コストが増加しているためだ。同社の場合、IR不足もあり、アナリストの予想以上にコストが増加している。同社の油田が老朽化し、最新技術を導入して生産量を維持する必要があるために、コストが増加している。また、スーダンでの油田開発も批判の的になっている。間接的にダルフール問題に手を貸しているのではないかと見られているためだ。ただアナリストの中にも、同社株の評価水準は依然低く、魅力的であることには変わりないと見る向きもある。
Shine on PetroChina Wears Off Amid Rising Costs, Aging Fields
(WSJ)(2007/03/09)(Heard in Asia)(1,002 words)(Rating:4)
Readability: fog=13.07 flesch=49.38 kincaid=10.03
petrochina (24.68) petrochina's (24.16) shai (15.60) oster (13.29) daqing (12.26) zefeng (10.62)
(WSJ)(2007/03/09)(Heard in Asia)(1,002 words)(Rating:4)
Readability: fog=13.07 flesch=49.38 kincaid=10.03
petrochina (24.68) petrochina's (24.16) shai (15.60) oster (13.29) daqing (12.26) zefeng (10.62)
先月末からの世界的な株価下落は、分散投資によるリスク回避が機能しないことを改めて示している。株価に限らず、円と国債以外の資産はほとんど下落したに等しい。この背景には、喧伝される過剰流動性の問題がある。無リスク資産の利回りが低くなるにつれて、リスクが高い資産への投資をおこなったために、多くの資産が上昇することになった。その反動が来たという訳である。またヘッジファンドも、絶対収益を追求するが故に、損切りも早く、下落速度を速める結果につながっている。分散効果を実現するには、天候デリバティブのような新しい資産に進出するか、古くからの教えに従い国債に投資するかしかない。ただ国債もドットコムバブルが崩壊するまでは、株と同じ動きを見せていた。
Buttonwood | We all fall down | Economist.com
(The Economist)(2007/03/08)(Finance)(796 words)(Rating:4)
Readability: fog=12.98 flesch=50.72 kincaid=10.58
stockmarket (13.06) diversification (10.30) correlations (10.25) risk-free (9.40) above-average (9.35) much-touted (8.22)
J-REITの最近の動きは、高ベータの株式のような状態になっている。利回りで買われるような資産がこんなに価格変動が大きくなるとは驚きだ。(The Economist)(2007/03/08)(Finance)(796 words)(Rating:4)
Readability: fog=12.98 flesch=50.72 kincaid=10.58
stockmarket (13.06) diversification (10.30) correlations (10.25) risk-free (9.40) above-average (9.35) much-touted (8.22)
スポーツの試合ではホームグラウンドのチームが有利である。プロ・アマ問わず、様々なスポーツチームがホームグラウンドの改革に乗り出している。自らのファンの歓声を増幅して、相手チームにプレッシャーをかけることができるように、スタジアムのデザインさえ手を加えている。年間契約のチケット席を後方にずらして、大声で歓声を上げる熱心なファンを前方の席に座らせるチームもある。スポーツリーグではあまりにも自チームに有利にならないように、様々な規制が存在しており、何でもできるという訳でもない。
Roar Wars: The New Science of Fan Power
(WSJ)(2007/03/03)(TMT)(1,315 words)(Rating:4)
Readability: fog=14.84 flesch=44.99 kincaid=12.43
poulson (21.24) ellerbe (15.02) noise (14.37) absorptive (12.74) teams (11.98)
(WSJ)(2007/03/03)(TMT)(1,315 words)(Rating:4)
Readability: fog=14.84 flesch=44.99 kincaid=12.43
poulson (21.24) ellerbe (15.02) noise (14.37) absorptive (12.74) teams (11.98)
操作変数(instrumental variables)という武器を片手に、経済学者が今までの範疇を超えて、社会の様々な問題を分析するようになった。ある経済学者はテレビの視聴パターンと自閉症の関係を分析して発表している。子供の頃にテレビをよく見る子供は自閉症になりやすいことをレポートの中で説明し、関係者の間では大きな反響を呼んでいる。かつては自閉症は家庭環境が原因とされて、患者の家族が攻撃されるという忌まわしい過去もあった。しかしその後は遺伝子の問題ということが定説になりつつあり、この学者の主張は再び、自閉症は家庭環境の問題であることを示していると言え、批判も相次いでいる。学者の分析手法にも疑問が出されている。
Is an Economist Qualified To Solve Puzzle of Autism?
(WSJ)(2007/02/27)(Health Care)(2,260 words)(Rating:4)
Readability: fog=16.26 flesch=34.10 kincaid=13.62
autism (34.73) angrist (26.01) prof (25.14) waldman's (21.29) waldman (20.75) autistic (18.95)
(WSJ)(2007/02/27)(Health Care)(2,260 words)(Rating:4)
Readability: fog=16.26 flesch=34.10 kincaid=13.62
autism (34.73) angrist (26.01) prof (25.14) waldman's (21.29) waldman (20.75) autistic (18.95)
ハンガリーの格安航空会社であるWizz Airは、東欧諸国がEUに参加するというビジネスチャンスをものにした企業だ。多くの東欧の労働者が西ヨーロッパに出稼ぎに行っているが、このような顧客層を徹底した低価格のチケットで奪い取っている。このような出稼ぎ労働者を主要顧客とする航空会社は同社だけではない。UAEのエミレーツ航空も同じような経緯で成長してきた。ビジネスマンは高いチケットを買ってくれるものの、何しろ数が少ない。一方でレジャー客は数は多いが、価格に敏感でうつろいやすい顧客層である。しかし出稼ぎ労働者は航空会社にとって非常に安定した客だ。かつての出稼ぎ労働者と異なり、現在の出稼ぎ労働者は出身国との絆を強く持っているのが特徴だ。
Growth Market for Airlines: Cheap Travel for Immigrants
(WSJ)(2007/03/07)(etc)(2,339 words)(Rating:4)
Readability: fog=13.51 flesch=42.99 kincaid=11.71
wizz (51.58) radi (39.14) ryanair (20.97) katowice (18.39) skyeurope (16.49) ilfc (15.02)
(WSJ)(2007/03/07)(etc)(2,339 words)(Rating:4)
Readability: fog=13.51 flesch=42.99 kincaid=11.71
wizz (51.58) radi (39.14) ryanair (20.97) katowice (18.39) skyeurope (16.49) ilfc (15.02)