20070206

GEなどの大企業では、社員を選抜して経営者予備軍として育て上げるプログラムが存在する。しかしこのようなプログラムはもはや大企業のものというわけではなくなった。中小企業でも導入が進んでいる。背景には労働市場の需給が逼迫しているために、外部から経営者や管理職をスカウトすることが難しくなり、社内の人材を育成することを重視せざるをえなくなったことがある。またベビーブーマーの大量退職が近づくにつれて管理職不足も差し迫った問題になっている。中小企業は大企業と比較して、フラットな組織構成になっているために、昇格することでスキルを磨くのも難しい。プログラムでは、社員を選抜してMBAを取得させたり、様々なセクションの仕事を任せたり、コーチを割り当てるなどの作業が行われる。

Manager Shortage Spurs Small Firms To Grow Their Own
(WSJ)(2007/02/05)(etc)(1,316 words)(Rating:4)
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schwan (32.46) pippin (27.90) schwan's (22.20) home-delivery (17.19) frozen-pizza (15.02) griffin (13.13)

米国の金融業界でコンプライアンスの人材に対する需要が高まっている。同時多発テロを受けて成立した米国愛国者法により、銀行はマネーロンダリングの防止に一層資源を投入しなくてはならなくなった。管理が不十分だと当局より多額の罰金が科せられたり、業務面で制約が課せられたり、企業イメージの低下につながる。そのためマネーロンダリング対策の経験を有する人材への需要が高まっており、年収50万ドル以上で引き抜かれることもあるという。

Help Wanted: Bank Officials To Watch Cash
(WSJ)(2007/02/06)(Heard on the Street)(809 words)(Rating:3)
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anti-money-laundering (23.82) elvin (19.10) antimoney-laundering (10.62) compliance (10.34) clint (10.04) riggs (9.27)

韓国で資産規模第3位の銀行がWoori Finance Holdingsである。同社は価格競争を仕掛けて貸出残高の高い成長を実現した。その一方で不良債権の比率も低下させている。韓国の銀行業界は個人消費の鈍化や、バブルに対応して政府が資産価格の抑制に乗り出していることから逆風が吹いているものの、同社に対する期待は大きい。同社の株式の78%は Korea Deposit Insurance Corp(KDIC)が保有しており、徐々に売却する方針を打ち出している。経営権取得を目的にした企業に売却する予定だ。同社の株価はライバルと比較してPBRで見ると低い水準で取引されている。それは浮動株が少ないことに由来するが、KDICによる売却でこれも改善され、MSCIにも組み入れられる可能性もある。そうなるとさらなる株価上昇も期待できる。

Woori Finance Could Outshine Rivals in Korean Banking Sector
(WSJ)(2007/02/06)(Heard in Asia)(899 words)(Rating:3)
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woori (35.10) jeongjin (18.39) shinhan (15.02) lim (11.39) kookmin's (10.62)