昨年の日本の株式市場は上昇したものの、期待はずれのものだった。今年はどうなるのか、アナリストに聴いたところ、控えめであるものの楽観的な意見が多いようだ。根拠としては日本経済が個人消費を支えに成長を続けるとの見方がある。消費は今まで弱かったが企業も景気拡大が長期に及ぶにつれて賃金引き上げも加速すると考えられている。それが個人消費の増加に結びつくと見られる。また団塊の世代が定年退職することも、消費拡大につながるとの見方もある。株式市場で構造的な変化が生じていることも見逃せない。米国のように401Kを通じて安定的に投資資金が市場に流入するようになってきたし、投資信託が多くの金融機関で販売されるようになり売れ行きが伸びていることもある。
Japan Consumers May Fuel Gains In Stocks as Growth Worries Fade
(WSJ)(2007/01/03)(Heard in Asia)(954 words)
Readability: fog=12.32 flesch=47.06 kincaid=10.36
topix (13.62) allum (12.74) trusts (11.53) morse (11.36) matsui (11.16) sixth-consecutive (9.92)
(WSJ)(2007/01/03)(Heard in Asia)(954 words)
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最近、ヘッジファンドやプライベート・エクイティファンドがファンド自体をIPOさせるケースが目立っている。ファンドマネージャーにとってはIPOは、長期的な資金を取り込むことができるので魅力的だ。普通のヘッジファンドでは定期的に投資家からの解約を受け付ける必要があるためだ。しかし投資家にとってこれら上場されたファンドに投資すべきかどうか考える必要がある。今までヘッジファンドに投資できなかった個人投資家が少額で投資できるのは魅力的だが、すでに上場したファンドを見ると成績は芳しくない。公募価格を割り込んでいるのもあるし、需要不足でIPOが頓挫したケースもある。またプライベート・エクイティファンドの場合は、買収案件が見つかるまでのあいだ、投資資金が眠ってしまうことになり、収益率が抑えられてしまうことも問題になる。投資信託のファンドマネージャーは実態が見えないこれらのファンドに投資するのをいやがるので、保険会社などの機関投資家が買い手として考えられている。
Caveat Investor: IPOs Of Hedge, Equity Funds
(WSJ)(2007/01/03)(Heard on the Street)(995 words)(Rating:4)
Readability: fog=13.11 flesch=43.75 kincaid=11.31
private-equity (22.49) eqt (15.02) hedge-fund (14.74) alistair (12.44) cmgi (12.26) hedge (11.80)
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