ベンチャーキャピタルと言えば、創業したばかりの若い会社(2人の若者と1匹の犬で創業したような会社)に投資して、IPOで資金を回収するというのが今までの姿だったが、現在変わりつつある。プライベート・エクイティファンドのような性格も併せ持つようになってきた。大企業から事業を買収したり、投資先の企業に合併させるといったことを行うようになっている。IPO市場はだいぶ回復したとはいえ、まだまだドットコムバブルの頃にはほど遠い。ファンドで投資している企業の保有期間も長期化している。一方で、ファンドへの資金流入は高水準で続いており、投資先を見つけ出すのが困難な状況だ。そのため比較的多くの投資を求められる買収やスピンオフなどに活動範囲を広げている。ただ投資資金が多額になるために、今までのような若い会社に投資するのとは異なったリスクを抱えることになる。
Venture Capital's New Adventure
(WSJ)(2006/12/21)(Finance)(997 words)(Rating:4)
Readability: fog=14.23 flesch=39.01 kincaid=12.46
venture-capital (20.95) lanza (19.80) cortina (16.84) lanza's (14.04) capitalists (14.03) pui-wing (13.29)
rollupという見慣れない単語が出てきた。たぶん合併の意味だと思う。(WSJ)(2006/12/21)(Finance)(997 words)(Rating:4)
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venture-capital (20.95) lanza (19.80) cortina (16.84) lanza's (14.04) capitalists (14.03) pui-wing (13.29)
株式市場ではAppleが携帯電話端末を発売するのではないかと噂されている。すでに市場では携帯電話を発売することは確実視されており、アナリストも業績予想に織り込み始めている。来年1月のMacWorldで発表すると予想されている。確かに同社が携帯電話を投入するのは、携帯電話市場の大きさを考えると収益を押し上げる効果が大きいが、株価はかなりこの事実を織り込んでいるために、現時点では株式を購入するのは得策ではない。すでにPERは他のパソコンメーカーと比較して高い水準にある。アナリストの中にはAppleは携帯電話端末だけではなく、サービスも一緒に自社ブランドで提供するのではないかと見る向きもある。ただハードウェアのビジネスモデルで今までやってきた同社が携帯電話サービスまで提供するのはリスクが大きいと思われる。携帯電話に搭載されるエンターテイメント機能の向上を考えると、Appleが携帯電話端末を投入しないのもiPodビジネスへの打撃が大きくなると見られる。
Waiting on Apple Cellphone Call
(WSJ)(2006/12/22)(Heard on the Street)(1,198 words)(Rating:4)
Readability: fog=12.39 flesch=47.15 kincaid=10.19
apple (19.84) mvnos (15.02) sacconaghi (12.96) runkle (12.74) cellphone (12.16) sharma (11.84)
appleブランドの携帯電話サービスも予想されているとは意外だ。どこかの携帯電話会社から回線を借りて提供するのではないかという見方らしい。(WSJ)(2006/12/22)(Heard on the Street)(1,198 words)(Rating:4)
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apple (19.84) mvnos (15.02) sacconaghi (12.96) runkle (12.74) cellphone (12.16) sharma (11.84)
中国の銀行は、中国の景気拡大の恩恵を受けるセクターとして投資家からは人気を集めている。株価も急上昇している。また中位行であるShanghai Pudong Development BankとBank of Communicationsには株価を押し上げる別の材料もある。それぞれ、CitigroupとHSBCが出資しているのだが、当局に認められた出資上限比率の20%にはまだ満たない水準なので、これから出資比率を引き上げてくるのではないかと見られている。どのように出資比率を引き上げてくるのか、これには2種類の選択肢がある。まず一つめが経営者や既存株主と直接交渉して株式を譲渡してもらう方法であり、QFIIを利用して株式市場で買い付けるという方法だ。ただし株価が上昇しているために、これから買い付けるには割高になる。そのため出資比率の引き上げは考えにくいと見るアナリストもいる。
Deep-Pocketed Foreign Buyers Lend Support to Pudong, BoCom
(WSJ)(2006/12/22)(Heard in Asia)(876 words)(Rating:4)
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bocom (23.75) pudong (22.87) areddy (15.60) development's (13.39) citigroup (12.57) qfii (11.91)
(WSJ)(2006/12/22)(Heard in Asia)(876 words)(Rating:4)
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bocom (23.75) pudong (22.87) areddy (15.60) development's (13.39) citigroup (12.57) qfii (11.91)
ロンドンの百貨店であるMarks & Spencerのランジェリー売り場では面白い試みを進めている。クリスマスシーズン限定だが、Stocking Fellasという男性の販売スタッフを店舗に配置している。クリスマスシーズンにはランジェリー売り場に男性客が大勢やってくることに対するものだ。目的は返品を減らすことにある。男性が女性にプレゼントしたランジェリーの3分の1は返品される。そもそも男性がプレゼントする相手のサイズを把握していないのが問題の一部でもある。男性スタッフにランジェリーのことを聞くことに意味があるのかという意見もあるが、女性スタッフに尋ねるよりも、男性スタッフに尋ねるほうが男性客には抵抗がないようだ。男性客に対するアドバイスとしては、プレゼントを買いに来る前に、女性のタンスの中身を見てサイズを把握しておくことらしい。サイズを間違えるのは男女関係を悪化させることにもなりかねない。大きなサイズを渡すと太っていると思っているととらえられたり、小さなサイズを渡しても問題があるのだ。
For a Delicate Sale, A Retailer Deploys 'Stocking Fellas'
(WSJ)(2006/12/21)(A-hed)(1,281 words)(Rating:5)
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lingerie (24.44) massaya (21.24) fella (20.63) bra (19.77) fellas (18.38) rohwedder (16.49)
面白い試みだ。日本ではそもそも下着をプレゼントすること自体があまりないかもしれないな。(WSJ)(2006/12/21)(A-hed)(1,281 words)(Rating:5)
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lingerie (24.44) massaya (21.24) fella (20.63) bra (19.77) fellas (18.38) rohwedder (16.49)