中国の銀行には世界中から投資資金が集まっている。先日もICBCが世界最大規模のIPOを行った。このIPOもかなりの倍率を示したという。投資家にとっては年率10%もの成長を示す中国市場はきわめて魅力的だ。この成長から大きな恩恵を受けると見られる中国の国営銀行は投資対象としては特に魅力的に映る。しかしもうすぐ中国国内の銀行業界も外資系に開放されることになり、競争激化が予想されている。そのために競争力を強化し、経営体質を改善する必要があるのだが、昨年上場したChina Construction Bankを見る限りは歩みは遅いようだ。
At Chinese Banks, Change Is Slow
(WSJ)(2006/10/27)(Heard on the Street)(987 words)(Rating:4)
Readability: fog=14.25 flesch=45.94 kincaid=11.58
icbc (15.99) loan-growth (10.62) china's (10.56) fitch (9.38) banks (8.95) huang (8.72)
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icbc (15.99) loan-growth (10.62) china's (10.56) fitch (9.38) banks (8.95) huang (8.72)
中国の石油会社であるPetroChinaは、かつては海外の石油会社と比較して低いPERに放置されていた。親会社(CNPC)や政府との不透明な関係が嫌気されていたためである。しかし現在は同社のPERはExxonMobilと同程度の水準にまで上昇している。ロシアやブラジルの石油会社にはプレミアムがついているために、同社の株価上昇の余地は大きいと見ている。同社は原油生産よりも、天然ガス生産が主力を占めつつある。中国での法人税は低いことも魅力の一つだ。海外と比較して1割程度低く、原油高による特別課税を受けても充分低い水準だ。最近の原油安は同社にはプラスに働く可能性もある。同社の石油精製部門はガソリンなどを赤字で販売しているためだ。原油が安くなると赤字も縮小する可能性がある。親会社との不透明な関係も逆に好ましいものとして評価する向きもある。というのもリスクが高い開発プロジェクトを親会社が行い、安定したら子会社に移転するという形式を取っているためだ。
Chinese Oil Companies Close Value Gap With Overseas Rivals
(WSJ)(2006/10/27)(Heard in Asia)(934 words)(Rating:4)
Readability: fog=15.22 flesch=36.36 kincaid=12.53
petrochina (24.68) petrochina's (19.10) shai (15.60) oster (13.29) oil-and-gas (12.08) natural-gas (10.85)
(WSJ)(2006/10/27)(Heard in Asia)(934 words)(Rating:4)
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