「日興、投信500本をネット販売」

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20061004AT2C0303Z03102006.html
これは魅力的なサービスだ。口座を開設しようと考えている。現在の投信販売は自動車のディーラに似ている。系列の運用会社のものを主力として販売しているのだ。日興がやろうとしているのはスーパーマーケットのような販売形態。野村ファンドネット証券もこの動きを先取りしていた筈なのだが、たぶん儲からなかったのだろう、撤退している。もう少しがんばっていれば良かったのに。この2社とも参考にしたのがチャールズ・シュワッブのOneSourceだと思う。500本以上を販売するとなると、当然投信でポートフォリオを構築するようになると考えられるので、適切なポートフォリオをアドバイスしてくれるシステムが必要になってくると思われる。人間のFPがやってもいいと思うが、コストを考えるとコンピュータシステムに任せるしかないかなと思う。
証券会社にとっては、株の売買よりも投信を販売するほうが相当儲かる筈なので、なぜこのような動きがもっと早く登場しなかったのか非常に不思議だ。