江戸時代の為替取引

以前より調べてみようと思っていたこととして、江戸時代の為替取引がある。江戸は金を使っていて、大阪は銀だったので両者の間で両替があったはずだし、この両替も固定相場ではなく需給に応じて変動していたと思う。
米の先物取引が大阪で行われていたことを考えると、為替にも先物があってもおかしくなかった。オプション取引まで生まれていても全然不思議ではない。このようなテーマ、つまり江戸時代の為替トレーダーの小説があればかなり面白いだろうな。オプションの理論価格を算出するために、丁稚奉公を大量にかき集めてきてそろばんで計算させる(なにしろ電卓さえない時代だ)というシーン程度なら容易に思いつくことができるな。