2006-01-29 偽薬のミステリー 本 偽薬のミステリー作者: パトリックルモワンヌ,Patrick Lemoine,小野克彦,山田浩之出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2005/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (14件) を見る引き続き読む。この本の前半部分には、薬の形状や色によっても効き目が異なってくるという記述があった。薬関連の仕事をしている妻に聞くと、日本で販売される薬はほとんど白色らしい。白色以外は受け入れにくいという。また薬の中に含まれる成分(ラベルに記載されている物質)は全体のごく一部らしい。ほとんどが乳糖という物質だ。なぜこんなことをしているのかというと、成分の量は少ないので、それだけで薬を作るととんでもなく小さな錠剤になってしまい、飲みにくくなってしまうからだそうだ。 この本は前半部分だけで充分といった感じだ。後半は結構専門的になっている。