この前丸善で本を買ったとき、COBSとファイブエルというフリーペーパーが袋の中に入っていた。COBS（コブスと発音するらしいが、小さいブスみたいな感じですこしイメージ悪いかも）はR25のような雑誌。R25よりもより若手ビジネスマンに焦点をあわせた内容になっている。しかし紙面構成やレイアウトはR25にそっくり。広告はサラ金と転職斡旋関連がほとんど。
もう一つもらったファイブエル(5l)というフリーペーパーは逆に中高年を対象にしているようだ。広告を見ても違いは明らか。しかしこの雑誌に掲載されていた「投資のコツは、楽しむこと」というコラムはコラムのように見えて特定の投資信託(ダイワ・グローバル債券ファンド)の宣伝をしているように見えて仕方がなかった。投資に伴うリスクもほとんど触れられていない。一見公平そうに見えるこの手のコラムには気をつけなければならないと改めて思った。金融商品や株を紹介する記事では執筆者は当該商品・企業とどのような関係にあるのか開示するのが大事だろう。多分日経新聞などではこのあたりの規則が整備されていると思うが、広告収入だけに依存しているフリーペーパーではなかなか難しいかもしれない。
