CBSドキュメント

9月10日に録画しておいたものを見た。

  • グアンタナモ基地に拘留されているテロリスト(同時多発テロの容疑者)の裁判の話題。テロリストにも弁護士(米軍の中から選ばれる)がつけられるが、弁護士達は裁判が公正な手続きで行われていないと主張し連邦裁判所に提訴している。検察側(これも米軍)は戦争中なので通常の刑事裁判と同じようにテロリストを裁くことはできないとしている。この話は昨年WSJに掲載されていたhttp://d.hatena.ne.jp/ichiyu/20040318/p2と関連がありそうだ。
  • スペースシャトルディスカバリー号の船長であるコリンズ氏の紹介。この船長は女性で、宇宙飛行士にもかかわらずジェットコースターが嫌いというのが面白い。
  • サーカスの劇団であるシルク・ドゥ・ソレイユの紹介。大道芸人から団体を立ち上げ、現在の社員数は3000人以上という。そのうちパフォーマーは700人程度らしい。ラスベガスで4つのショーを同時に公開しているというからすごい組織力だ。団体名がフランス語なのはカナダのモントリオールに拠点があるため。シルク・ドゥ・ソレイユがラスベガスのショーのあり方、ビジネスモデルを大幅に変えてしまったという。以前は落ち目のスターや虎のショーなどが主流で、ショーよりもギャンブル目当ての客がほとんどだったのだが、今ではギャンブルに関心のない観光客が主流となっているようだ。MGMではショー(Ka)のために専門劇場を作り、建設費用は1億ドルを超えたという。ステージ自体が動くというとんでもない代物なので日本にもってくることはできなさそうだ。見ているとラスベガスに一度行ってみたくなった。