文系と理系

以前より疑問に思っているのが、文系と理系は英語でなんていうのかという点。英辞郎でも納得がいく英単語は出てこなかった。そもそも文系が何を意味するのか考えてみると、「理系ではない」という意味しかないような気がする。私も文系人間だと思うのだが、文学や歴史が得意と言うよりも数学・科学が不得手ということでしかない。
大学の頃、法律を学んでいたが、法律は論理を重んじるので数学に近いと教授に聞いたような気がする。文字を使った数学だ、とも。
法律といえば、和久峻三の小説を再び読みたくなった。実家には多数おいてあるのでわざわざ東京で再び購入したくはないのだけれど。特に

が面白い。法律には関心のない母親も面白いと言っていた。手形詐欺の捜査の教科書として警察で利用されていると聞いた。手形には民法よりも取得者側に有利な善意取得の規定があるので、被害者が善意と名乗る手形取得者に対決するのはなかなか難しい。