20050429

以下の記事を読んだ。休日だと調子が狂う。時間があるのにも関わらず読む量は少ない。
ノルウェイの国営石油会社であるStatoilが大胆な戦略を進めている。他の大手石油会社が新規投資にしり込みしている中で、同社は大規模な油田投資を行なっているのだ。油田の確保を通じて石油生産量の引き上げを目指している。反対に競合他社の生産量は減少してことが予想されている。最近はメキシコ湾の油田を買収している。同社は国営ではあるものの、株式公開も行なっている。同社の今年になってからの株価推移は競合他社を上回るものとなっている。


・日本のテレビアンテナメーカーである、マスプロはセザンヌゴッホなどの印象派の絵画を多く保有している。この絵画をオークションで売却することにしたのだが、サザビーズとクリスティーズの2社のうちいずれかを利用するかで悩んでいた。両方とも同程度のサービスに映ったためだ。印象派の絵画がオークションにかけられることが少なくなっている現在、2社ともどうしてもこの案件を獲得したいのだ。困ったマスプロの社長はじゃんけんで決着をつけることにした。2 社とも絵画の専門家を派遣して様々な調査を行なった挙句、そんな子供じみた方法で決着を付けられるのには不満であったが、従うことになった。マスプロの社長によると難しいビジネス上の取引でもじゃんけんを利用することがあるという。じゃんけんのほうが将来の禍根を残さないという。じゃんけんは後出しの問題を避けるために、紙に書いた上で投票されるという方法になった。結果はクリスティーズの勝利となった。



じゃんけんは英語で"Rock, Paper, Scissors"というらしい。確かにぐー、ぱー、ちょきの訳にはなっている。妻が米国にいった際に、子供が"Rock, Paper, Scissors"といってじゃんけんをしていたのを見たと話していた。