20050220

TH55で以下の記事を読んだ。今日は少なめ。New York Timesのビデオをダウンロードするスクリプトの開発に手間取ってしまった。
ハーバード大学における学長と教授陣との対立が鮮明になっている。教授陣は学長に対する不信任投票を求める動きを進めている。不信任となっても学長が解任されるわけではなく、象徴的なものでしかない。ただ教授陣の支持を失っていることを明白にするという効果はある。サマーズ学長が会議で行なったとされる、女性は科学・数学の素養に欠けるとのコメントが教授陣たちの不評を買ったというのが、不信任案への直接の原因であるが、両者の対立は以前から続いていた。学長は中央集権化を進めており、分権化に慣れていた教授陣の不満が高まっていたのだ。このような学長と教授陣の対立は同大学だけの問題ではない。大学組織が複雑化し、資金の効率的な運用を求める声の中で、学外から学長を起用するケースが多いためだ。他校でも対立が原因で、学外から起用された学長が辞任するという事態につながっている。




Podcastの紹介。ブログのように急速に普及しつつある。登場したのは昨年の夏だが多くのサイト、中にはpodcastをレビューするサイトまで現れている。ハイテク業界で働いている人が関わっていることも多いが、取り上げられている話題は多岐にわたる。政治から農業、漁業、ワインなど様々な話題の podcastがある。ろくに編集もしていないアマチュアなものが多いが、そこが逆に魅力との指摘もある。podcastは感染力があるようで、 podcastを行なっている友人から進められて始めたという人も多いようだ。



・大学生が夏の間に行なうインターンシップの競争が厳しさを増している。インターンシップの応募は早ければ秋頃から始まる。インターンシップでの成績が正規雇用で大きな材料となるために、正社員として入社を目指す学生は、当該企業のインターンシップに応募するのだ。年齢は関係ないようで、大学入学したばかりの学生もインターンとして働くこともある。自分のキャリアを考えるのにも役に立つと考えているのだ。企業側もインターンとしての働きぶりを見ることで採用コストを削減することができるという効果がある。採用試験も厳しく、企業によっては5回もの面接を行なうところもある。仕事内容は企業により大きく異なる。単なる電話当番しかさせない企業から、CEOへのプレゼンまで行なわせる企業まで様々である。