20050128

CLIE TH55で以下の記事を読んだ。
・SBCがAT&Tを買収する方向で交渉を進めている。VerizonやBell Southがどのような対応をとるのかが注目されるところである。


新日鉄は業績好調なものの、株価は高値よりは下落している。原材料価格の上昇と中国での需要減少が懸念されているためだ。


・健康嗜好が広まるファーストフード業界で、時代に逆行する企業がカロリー盛りだくさんのハンバーガーを発売し、成功を収めている。Hardee'sのMonster Thickburgerはビックマックの倍のカロリーがあるのだ。


・鶏肉関連の企業が好調な業績をあげている。鶏肉の需要が伸びていることに加えて、豊作により飼料価格も低下しているためだ。逆に牛肉の需要は伸び悩んでいる。鶏肉は健康的というイメージに加えて、様々な料理に利用できるという多彩な点が魅力となっている。


・もうすぐ行われるイラクでの選挙。反乱が続く中有権者は投票すべきか棄権すべきか難しい選択に直面している。投票すると反乱分子に目をつけられ殺害される可能性があるためだ。


・ビデオ・オン・デマンド(VOD)を積極的に進めるComcastだが、コンテンツ保有者はあまり乗り気ではない。再放送やDVD販売で得られる収入を失うのではないかと心配しているのだ。


・女性の社会進出とともに、男性よりも多くの所得を稼ぐ女性も多い。しかし彼女達は交際する男性が金目当てではないかと心配しているようだ。出会い系サイトでは相手の条件として所得を指定する男性は増加しているという。


・家電メーカーも一昔前のコンピュータメーカーのような厳しい環境にさらされている。新しい技術が登場してもすぐに陳腐化する上、販売価格も急速に下落しており、加えて中国からは低価格の商品も殺到しているためだ。


・アップルの直営店であるアップルストアには今では希少価値となりつつある対人サービスが用意されている。ジーニアスバーである。これは単に顧客へのサポートを提供するだけではなく、Macの販売を後押しする効果もあるようだ。


・車の町であるデトロイトの市長(ヒップホップ市長とも呼ばれている)を襲ったスキャンダル。厳しい財政事情を受けて公務員を解雇したりバスのサービスを削減したりする中、公費で家族に乗用車をリースしていたことが明らかになったためだ。