20050125

先月末に購入して初めて、通勤にTH55を持っていった。iSiloのトライアル期間も残り少ないのでアップグレードをしないと。
サーベインオクスレー法により、企業が経営者に資金を貸し出すことは難しくなった。しかし企業は便利な方法を生み出したようだ。経営陣に貸すのではなくあげるという方法に移行しつつあるのだ。
moneybox : Outfoxing SOX (Slate)
・商品市況の上昇により、鉄鉱石や石炭を採掘する機械を生産している企業の株価も上昇している。主な銘柄としては、CaterpillarやTerex、日本のコマツなどがある。しかしこの業界の中でも知名度が低い企業としてBucyrus とJoy Globalという会社がある。この2社とも昨年は株価が大幅に上昇している。しかし問題は、現在の商品市況の上昇相場がどの程度続くのかという点にある。
Investors Love the Big Machines (Wall Street Journal)
・アジア株式といえば、高成長を期待する投資家に注目されていたが、最近では様相が異なっているようだ。配当が注目されている。米国と同じくアジア企業(日本を除く)は配当を積極的に行なっている。配当性向も上昇基調にある。
Known for Growth, Asian Firms Answer Call of the Dividend (Wall Street Journal)
・なんでも溜め込む人にとっては、最近の巨大化するファイルは悩みの種である。映像や音声ファイルはサイズの容量が大きいうえ、ブロードバンドの普及によりダウンロードするファイルのサイズも大きくなっているためだ。ハードディスクを購入するという選択肢もあるが、オンラインストレージサービスを利用するユーザーも増えている。
E-Commerce Report: Help for Digital Pack Rats (New York Times)
・Dow JonesがCBS MarketWatchを高額で買収した。この背景には、ネット広告への需要が伸びる一方で充分な供給ができないのではないかというメディア企業の焦りがあるようだ。
Internet News Sites Are Back in Vogue (New York Times)
M&Aの際に、投資銀行がフェアネス・オピニオンを顧客企業に提供する。経営陣や役員が株主から身を守るためである。しかしM&Aが実行されて利益を受ける立場である投資銀行が作成した報告書が本当に公平であるかどうかは疑問も多い。ただStaple Financingという取引ではセカンドオピニオンを求める投資銀行も発生しつつある。
Checkup Prompts Search For Second Opinions (Wall Street Journal)
・HPの取締役は、プリンタ事業とPC事業で業績に違いがあることから、CEOの権限縮小に動いている。個々の業務に対してCEOの関与が大きいために、円滑な事業運営に支障を生じていると考えているのだ。
Hewlett-Packard Board Considers a Reorganization (Wall Street Journal)
・当初は大々的に発表された、GMによるFiatへの出資は泥沼の状況に陥っている。Fiatは契約に盛り込まれたプットオプションの行使を脅しているが、GMも厳しい財務状況の中ではこれ以上債務を増加させることはできないために、なんとかオプションの行使をさせないように時間稼ぎに出ている。
For GM and Fiat, A Messy Breakup Could Be in Works (Wall Street Journal)
・ケーブルテレビ会社であるCablevisionにおける創業者である父親とCEOである息子の対立。父親が入れ込む衛星テレビ事業を今後どのようにするのかという点で激しく対立したのだ。結局父親が敗れ、衛星テレビ事業は売却されることになった。
At Cablevision, Father-Son Split Looms Over Future (Wall Street Journal)
・先進国だけではなく、中国やインドでも同時に発生する高齢化の波が世界経済を大きく変える可能性がある。高齢者の増加による年金財政の危機と、労働力の不足による経済成長の鈍化の二つが懸念されている。
Global Aging (Business Week)