選挙の裏話

投票をめぐる様々な面白いエピソードの紹介。2000年の大統領選挙ではパンチカードに正しく穴があけられていなかったために多くの投票が無効になった。この事件は多くの有権者の脳裏に焼きついており、今回の投票にも影響を与えている。マークシート式にも関わらず、無理やり穴を開けようとした有権者もいるのだ。苦労して穴を開けた後に、「ペンでマークすること」と書かれた注意書きに気づき、投票用紙の交換に訪れたという。海外に住む有権者はファックスで投票するが、どのように穴を開ければよいのか文句を言ってくる人もいる。投票機器の輸送を依頼したドライバーが交通渋滞を避けるために機器を放置したという事件もあったという。また駐車場が投票場となったケースでは、寒さをしのぐために投票用紙を燃やして暖を取っていたスタッフもいたという。
As Visions of Chads Dance in Their Heads -- Some Voters Choke
(Wall Street Journal)(2004/11/02)