イタリアの理容師の国家試験

イタリアの国会議事堂内部には理髪店がある。この中で働いている理容師は公務員になるが、みな高齢であり引退も近い。そのため先日人員を補充するために試験が実施された。試験の中身はまず最初が筆記試験であり、イタリアの政治・憲法などが問われる。その後は理髪に関する能力を測るための実地試験となり、これらの試験をパスしたものは最後にイタリア政治に関する口答試験があるという。多くの人が試験に参加した。試験が実施されたのは20年ぶりだという。散髪を受けている国会議員がいろいろな話をしてくるために口が堅いことが必須だという。
Not Quite Olympics, But Roman Barbers Are in a Race, Too
(WSJ)(2004/08/24)