実業家のトランプ氏が主役のApprenticeというテレビ番組がある。オーディションで選ばれた応募者達がトランプの元で働き、誰が最後にトランプ氏から採用通知を得るかを競うものである。Goldman Sachsの社員がこの番組に参加したことが話題になっている。番組に出演するために給与の高いGoldman Sachsを退職したことがGoldman Sachs及びトランプ本人もびっくりさせている。この番組の最後で、この元社員を含む2人が生き残り、結局この元社員は第2位に甘んじることとなった。この元社員が最後で敗れたのは、Goldman Sachsで身に着けたスタイルが問題だったと見る向きもある。Goldman Sachsでは謙遜が最大の美徳であり、目立ったまねをすることは好まれない。しかしトランプはこの正反対で、自分が関わったものに何でも自分の名前をつけてしまうぐらい自己主張が激しい。そのためトランプから見れば、この元社員を物足りなく感じたのかも知れないというのだ。しかし元社員が語るところによると、Goldman Sachsで常に金持ち相手に仕事をしていたから、トランプを前にしても卑屈になることがなかったことはプラスだったという。
'Apprentice' Runner-Up Got Trumped by Own Experience
(WSJ)(2004/04/20)(Finance)(945 words)
Readability: fog=11.10 flesch=60.92 kincaid=9.16
trump (16.27) goldman (14.15) reality-tv (13.06) jackson (12.68) cramer (12.23)
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