17歳は2回くる おとなの小論文教室。(3) / 山田ズーニー

17歳は2回くる おとなの小論文教室。(3)

17歳は2回くる おとなの小論文教室。(3)

17歳は2回くるという。17歳とは自分が何ものかと悩む時期のことだ。もちろん1回目の17歳とは生物的な意味での17歳のことだが、2回目の17歳は社会人17年目にあたるという。なんとなく感じはわかる。私も2回目の17歳になる年頃だが、21世紀に入ってからずっと17歳のままのような気もする。

本書の一文:「人には、追い詰められたとき、自分で、自分を生かす道を考え出す力がある。」力強いメッセージだ。

amazonのレビュー

以前にも書いたような気がするが、最近、アマゾンのカスタマーレビューを見ていると明らかにサクラではないかというものに遭遇することが多い。読まなくても書くことができそうなレビューで、しかもその本以外のレビューを書いていないというのが共通するパターンだ。ますますアマゾンのレビューが使えないものになってしまうようだ。

渋谷、ギャル革命

昨日の深夜に放映していた番組。再放送だったみたいだ。いつ放送していたのだろう。
ギャル社長は何となく聞いたことはあったが、初めて見る世界でなかなか面白い。ギャルのサークル(ギャルサーというらしい)がいくつかあって、ファッションを競い合っているという。ギャルサーの掟の中には週3回は日サロに通うといったものまである。体育会系だ。ギャルの世界では起業がはやりつつあるようだ。将来、ギャルの社長達が会社を上場させたり、経団連に加入することもあるのか。
ただギャルの定義がよく分からなかった。

paris match

youtubeでいくつかparis matchの映像を見つけた。特に、Summer breezeのライブ(http://www.youtube.com/watch?v=DZ2l_MCJGVE)がすばらしい。DVD(ASIN:B000ECY3AC)欲しくなった。





youtubeあたしンちの中国語版も発見。http://www.youtube.com/watch?v=8pLFmNxKQzQ 吹き替えにはあまり違和感がない。

生協の白石さん

生協の白石さん

生協の白石さん

読了。すぐに読める。白石さんは早稲田大学の生協から東京農工大学の生協に異動してきたという経緯が紹介されていた。大学生協毎に、職員を独自に採用していると思ったので少し意外だった。
私が通っていた大学でも生協はあり、ひとことカードというシステムもあった。張り出されているのも同じで、結構くだらない要望をしている学生も多かったことを覚えている。白石さんのように面白いコメントで返していたのかどうかはよく覚えていないが。
全国の大学の生協でも、面白い返しをしないといけないというプレッシャーが出てきたのではないだろうか。

最後のほうに、白石さんの上司の文章が載っているが、これを読んでいると、若者における承認欲求の高さを再び感じることになった。どんな要望や意見にも真摯に回答する白石さんは、学生の承認欲求を満たしているが故に、人気を集めたのではないかといった感で、ブームの背景を分析している。

大学卒業以来、生協には行っていないので久しぶりに行きたくなった。本を1割引で購入できるのが非常にありがたかった。たしかCDはもっと割り引いていたはずだ。最初(で唯一)にマッキントッシュを購入したのも生協だった。

ドラッカー入門―万人のための帝王学を求めて / 上田惇生

ドラッカー入門―万人のための帝王学を求めて

ドラッカー入門―万人のための帝王学を求めて

まだ最初のほうを読んだだけだが、非常に面白い。日本におけるドラッカーの分身と呼ばれる人物が書いてあるだけに簡潔でわかりやすい。購入することにしよう。