TMPGEnc Authoring Works 4

TMPGEnc Authoring Works 4

TMPGEnc Authoring Works 4

vaioが壊れてしまって、lenovoの激安ノートに乗り換えたわけだが、困ったのが、vaioに搭載されているclick to discが使えないという点だった。このソフトで毎月、子供のビデオをDVD-VIDEOにして実家に送っていた。なかなか便利なソフトで気に入っていたので使えないのは痛い。vaioリカバリーディスクからなんとかこのソフトだけインストールできないものか試してみたが、途中で止まってしまう。
そこで別のソフトウェアがないかどうか調べてみて、このソフトを見つけた。もちろんlenovoにもDVDのライティングソフトぐらいはバンドルされているが、たいした機能がない。Xactiに添付されていたソフトも同じ。私がやろうとしていたのは、たいしたことではなく、プレイリストのようにビデオクリップをグループ化したかっただけであった。
そのため正直言って、TMPGEnc Authoring Works 4は相当オーバースペック、そのため値段も高めなのだが他に選択肢も見つからなかったので、トライアル版を試してみてから購入。いつものようにvectorダウンロード販売を利用した。

実際に試してみたところ、エンコード速度が予想以上に速い。4GB程度のDVDのファイルを作成するのに1時間10分程度だった。Core i5の性能の高さを実感した。Core 2 Duoと同程度と聞いていたのだけど、それ以上かもしれない。
ビデオクリップに簡単に字幕を入れることもできるし、クリップごとのトランジッションも容易に設定可能だ。ただトランジッションを統一的に設定することはできないようで、クリップごとに毎回設定しないといけない。面倒なので途中で止めてしまった。

メニュー画面も、カーソルの遷移まで設定できるのだけど、途中でメニュー画面のテンプレートを変えてしまったのが悪かったのかもしれないが、変なエラーが出てきてしまった。ボタンのリンクが壊れているとかそんな内容だったかと思う。DVD-VIDEOの規格に反するディスクになりますとの警告を無視して先に進むと、とりあえずDVD-VIDEOは作成できた。DVDプレーヤーで再生すると特に問題はなさそう。もう一回作り直すのは面倒なのでこれを実家に送ることにしよう。エンコードの画質の問題なのか、Click to discだと明らかに1枚では収まらない量だったのに、このソフトウェアでは充分収まってしまった。だからといって画質がそんなに違っているという訳でもない。まあディスクを1枚焼く手間が省けてよかった。